【2024年度版】男女別・平均年収ランキングベスト5
転職するときに、給与面を意識する人は多いでしょう。
単純に、転職で今の仕事より収入を増やしたいという人もいれば、一時的に収入が下がっても将来的に収入アップが見込める業界に転職したいという人もいるかもしれません。
今回は、2023年9月時点の職業別年収ランキングをまとめました。
今後の転職に役立てていただければ幸いです。
目次
ズバリ!日本人の平均年収はいくら?
国税庁が令和4年度に調査した結果(※)によると、
男性の平均年収は563万円、女性は314万円です。
細かい金額は年齢や都道府県、業界によっても異なるので、より詳しく知りたいという人はご自身の年齢や都道府県のデータを調べてみると良いでしょう。
平均年収は国税庁や厚生労働省のサイトで調べることができます。
年収が高いのはどんな職業?主な特徴3選
年収が高い職業には、下記の3つの特徴があります。
1.専門性が高い
2.生活に欠かせない
3.インセンティブが発生する
1つずつ簡単にご紹介します。
1.専門性が高い
専門性が高い職業は、年収が高くなる傾向にあります。
例えば医師や弁護士、公認会計士などの難関国家資格を必要とする職業は、専門性が高い職業といえるでしょう。
一般的な職業に比べると専門的なスキルや知識を扱える人材は少なくなるため、収入も高くなる傾向にあります。
その代わり資格取得の基準は高く、何度も試験を受けてようやく資格を得られるような職業も多いです。
2.生活に欠かせない
人々の生活に欠かせない、ライフラインを支える職業も給与水準が高い傾向にあります。
電気やガス、水道、情報通信などのライフラインは、景気の良し悪しに関係なく必要なものです。
ライフラインに関連する企業は常にある程度の利益が見込めるので、長く勤めてしっかりとキャリアを積んでいきたいという人におすすめです。
3.インセンティブが発生する
自分の実績に応じてインセンティブが発生する仕事は、年収が高くなります。
インセンティブは、「刺激・動機・励み」といった意味ですが、ビジネスシーンにおいては自分の頑張りに応じて報奨金がもらえる制度あるいは報奨金そのもののことを言います。
例えば保険会社や不動産会社などの営業職は、契約数によって給料に反映されるインセンティブがあります。
インセンティブがある職業は実力主義であることが多いです。実績を出せないと当然給料も下がってしまうので注意しましょう。
【男女別】平均年収が高い職業ベスト5
国税庁のデータを参考に、平均年収が高い職業をベスト5にまとめました。
男女別にまとめているので、今後のキャリアプランを決めるときの参考にしてみてください。
【男性】平均年収が高い職業
職業 | 平均年収 | |
1位 | パイロット(航空機操縦士) | 1594万円 |
2位 | 医師 | 1356万円 |
3位 | 大学教授(高専含む) | 1080万円 |
4位 | 法務従事者(裁判官、弁護士) | 952万円 |
5位 | 大学准教授(高専含む) | 870万円 |
男性の平均年収が高い職業は、資格が必要とされる専門性の高い職業が中心となっています。
1位のパイロットは、長期のフライトを任されるという責任のある仕事であることに加え、フライトによっては週休2日など決まった休みをとれないこともあり、収入が高くなる傾向にあるようです。
他にも人の命を預かる医師や、人を法で守る裁判官や弁護士など、責任感のある仕事は必然的に専門性の高さが求められるため、収入が高くなるでしょう。
【女性】平均年収が高い職業
職業 | 平均年収 | |
1位 | 医師 | 1017万円 |
2位 | 大学教授(高専含む) | 996万円 |
3位 | 法務従事者(裁判官、弁護士) | 956万円 |
4位 | パイロット(航空機操縦士) | 853万円 |
5位 | 歯科医師 | 851万円 |
女性の平均年収が高い職業も、専門性の高い職業がランクインしました。全体的に男性より年収が少ない傾向にあります。
上位3つの職業は、順番は異なりますが男性と同じく医師、大学教授、パイロットです。資格が必要な責任感が求められる仕事は年収が高くなる傾向にあります。
職業別年収ランキングをチェックして年収を上げよう
職業別の年収ランキングについてまとめました。
年収が高い企業の特徴は主に下記の3つです。
・専門性が高い
・生活に欠かせない
・インセンティブが発生する
平均年収が高い企業の転職は難易度が高いですが、自分の頑張り次第では年収が上がることが期待できるでしょう。
キャリアスタンドアップでは、年収アップのための転職サポートも実施しております。
ぜひご相談ください。