転職活動の始め方は?転職活動の4つのステップを徹底解説
転職活動は大きく変わり始めています。
定年の延長や副業解禁、終身雇用の崩壊、ジョブ型雇用など働き方が変わってきています。
人生100年時代と言われている世の中で、どのようなキャリアを積んでいけば良いのでしょうか。
自分が理想とする将来のためにも、転職活動の正しい知識を身に付けることが大切です。
この記事では、転職活動の始め方についてまとめました。
これから転職を検討している、転職はまだ考えていないけど今後も見据えて知っておきたいという人は、参考にしてみてください。
目次
転職活動の第一歩!転職のスケジュールと流れを把握しよう
転職活動を始めるにあたって、まずはスケジュールと流れを把握しましょう。
転職活動は、大きく下記の4つのステップに分けられます。
①事前準備
②書類作成・応募
③企業との面接・面接対策
④内定・退職・入社
企業に応募してから内定通知までの期間は、人によって異なりますが、平均的には約2〜3ヵ月といわれています。
転職活動をスムーズに進めるためにも、
4つのステップについて詳しく見ていきましょう。
転職活動の4つのステップを徹底解説!
転職活動の4つのステップについて、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
①事前準備:自己分析や転職に対して情報収集をしよう(1.5週間~)
事前準備は大きく分けて下記の2つです。
・自己分析
・情報収集
それぞれ、押さえておきたいポイントをご紹介します。
自己分析
自己分析をすることで、転職活動の方向性が定まりスムーズに進めやすくなります。自己分析において特に必要な項目をまとめました。
転職する目的
転職する目的をはっきりさせて、転職理由や志望動機に繋げましょう。
転職する目的の方向性が定まっていると
求人を探しやすくなり、選択肢も広がります。
仕事する中でどんなことにやりがいを感じているか、どんな経験を積んでいきたいかなど
将来を見据えて書き出してみましょう。
まずは、箇条書きでも構いません。書き出すことで頭の中が整理されるので、おすすめです。
自分の持っているスキル
今までの仕事で培ってきた経験やどんな結果を出してきたかなどを整理してみましょう。
スキルを整理しておくと、志望先の企業にとって自分がどのように役に立てるかをアピールできます。
取得した資格の他にも、仕事で身に付けてきた能力も書き出してみるのがおすすめです。
例えば、営業職の方は「提案力」や「コミュニケーション力」「クロージング力」などが挙げられるでしょう。
自分ではスキルと思っていない経験や結果でも、大事なアピールポイントにつながることがあるので、第三者に相談してみるのもおすすめです。
現在までのキャリアの棚卸
キャリアの棚卸をしておくことで、目指していきたい道筋がはっきりするので、志望する企業の選定がスムーズに進められます。
これから先のキャリアを積んでいく上で、今までのキャリアを活かして転職するか、今までとは違うキャリアを積んでいくかでは企業や業界の選び方も大きく異なるでしょう。
前述したスキルの発掘にも繋がるので、履歴書や職務経歴書の作成と合わせてこれまでのキャリアを整理しておくのがおすすめです。
情報収集
適切な情報収集をすることで、転職後のミスマッチを防げます。
まずは、転職サイトや求人情報を見てみましょう。
気になる企業を見つけたら、求人情報に加えて企業HPもチェックしておきます。企業や業界によって仕事の傾向や風土は異なるので、自分に合った風土なのかを知っておくと良いでしょう。
転職エージェントのような転職のプロに依頼すると、求人情報や企業のHPには掲載されていないリアルな職場の雰囲気を知れることもあります。
②書類作成・応募(2週間)
気になる求人情報が見つかったら、履歴書や職務経歴書など必要書類を作成して応募しましょう。
応募のコツはスピードと数です。
中途採用は、企業が必要な人員を補充するためのものです。
必要な人員が集まり次第、採用活動は終了します。
迷っている間に、魅力的な求人はクローズしていくでしょう。
転職活動をしている多くの人は、平均20社以上の企業に応募しています。
書類選考の通過率は応募した会社数のうちの30%のため、少しでも気になる企業があれば、まずは応募してみましょう。
応募すること自体が、視野を広げるきっかけにもなります。
また、書類選考を通過するためには正しい書き方、魅力的な書類の仕上げ方を理解して作成することが大切です。
採用担当者は、多くの応募書類を確認するため1人ひとり熟読できるわけではありません。そのため、自分を採用するメリットがあることを短時間で伝える工夫が大切です。
③企業との面接・面接対策(4~5週間)
書類選考に通過したら、日程調整を行い企業との面接に臨みます。
面接を突破するためにも、入念な事前準備が必要です。
自信を持って面接当日を迎えられるようにポイントを押さえておきましょう。
面接時に、例外なく聞かれる質問は下記の5つです。
①自己紹介・自己㏚
②転職理由
③志望動機
④活かせる経験・実績・スキル
⑤逆質問(面接官への質問)
応募する企業に合わせて適切なコミュニケーションができるように
情報収集をしておきましょう。
また、実際の面接を想定した模擬練習も大切です。
多くの人は、自分のことを整理して話すことに慣れていません。
家族や友人に模擬面接官になってもらい、質疑応答の練習をしてみましょう。
他にも、スマホで自分の動画を撮影しながら練習するのもおすすめです。
声のトーンや話すスピード、表情をしっかりとチェックしながら練習しましょう。
④内定・退職・入社
内定を獲得した後は、現職の退職のための手続きや引継ぎ、内定を獲得した企業への入社意思の伝達などが残っています。
内定を受けるかの有無の回答は、一般的には1週間程度で締め切りになります。
複数の企業で選考を進めている場合は、志望度が高い企業の最終面接が近くなるように
スケジュールを調整する必要があります。
退職手続きと引継ぎがうまくいかないと、後任の方がスムーズに仕事できずに困ってしまいますし、現職での人間関係で新たなトラブルが生まれてしまうかもしれません。
引継ぎの後任の方や取引先、転職先の企業に迷惑をかけないように退職日まで油断せずに誠実に仕事をしましょう。
まとめ
転職活動の始め方についてまとめました。
転職活動は、下記の4つのステップに分けられます。
①事前準備
②書類作成・応募
③企業との面接・面接対策
④内定・退職・入社
まずは、事前準備から内定までの流れを理解して、
スケジュールを立てていきましょう。
キャリアスタンドアップでは、これから転職活動を始める人のサポートをおこなっています。まずは気軽に相談してみてくださいね。